分離発注よくある質問

分離発注の最大の特徴は何ですか?

従来の一括請け負い型から、お客様の主導による分離分割発注型へと転換したことです。施主と分離発注会員設計事務所がパートナーシップを組んで設計から完成まで全てを、打合せしながら進めます。

ハウスメーカーや工務店は参加しないということですか?

一括請負業者としてのハウスメーカーや工務店は参加しません。完全分離発注型です。

ゼネコンや工務店抜きで建築は可能でしょうか?

海外では施主が建材を買ったり、職人に業務を依頼するのは当たり前に行われています。むしろ日本の一括請負型のほうが特殊です。建築現場におけるノウハウや技術は、専門工事業者にあります。設計者が統括することは十分可能です。
会員設計事務所はお客様の委託を受けて中立な立場で業務を推進します。建物の質を向上させるためには、とても望ましいことです。

私たち施主にとって面倒なのでは?

実務上は、施主の委託を受けた建築士が大部分の業務を行います。ただし、全て業者にお任せの方が良い、という方にとっては面倒な方式です。時間の掛かる分だけ、重要な部分での意思決定への参加、無駄な費用の削減、質の向上、透明性の確保等、何倍ものメリットがあります。

工事中に専門工事業者が倒産したら?

ハウスメーカーや工務店が一括で請け負っても、倒産する場合はありますがその場合の被害は甚大です。
分離発注の場合は、専門工事業者を入れ替えて工事を続行します。業種毎に出来高払いをしているため、実害は最小限です。また、その場合の増額分も、分離発注建物登録制度が適用されます。(増額分補填の上限はあります。)

完成後の保証やメンテナンスは?

分離発注の会員設計事務所が統括し工事を施工した専門工事会社が対処します。これはハウスメーカーや工務店も同じです。)

どのような実績があるのですか?

1992年に分離発注を始めて以来、2003年末時点で全国で約1,000棟の実績があります。住宅、マンション、店舗、工場等、あらゆる建物に対応しています。

契約と支払いはどのように?

施主と会員設計事務所は、建築士業務委託契約を交わします。業務の進行に応じて報酬を支払っていただきます。施主と各専門工事会社は、それぞれ工事請負契約を交わします。出来高に応じて支払っていただきます。
支払い予定日と金額は、工事着工前に一覧表であきらかになります。現場での変更や追加が発生しないように、設計段階できめ細かい打ち合わせが行われます。

住宅金融公庫は利用出来るの?

分離発注で建築する住宅も、勿論住宅金融公庫を利用できます。「分割発注」あるいは「直営工事」で申請します。

瑕疵担保責任は誰にあるの?

瑕疵担保責任はそれぞれの専門工事業者が負います。工事請負契約上の請負責任によるものです。設計のミス、監理業務ミスによる瑕疵は会員設計事務所が修補責任を持ちます。