コーキングの打ち替え実例

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写真1
ブリードとは?
ブリードとはコーキングの油分が上塗り塗料へ染み出て黒くなる現象を言います。(写真中央の黒ずみ)
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写真2
コーキングを新しく注入しなおす(打ち替え)場合の材料です。左上がコーキングガン。その下がバックアップ材。右上の小さな缶はシールプライマー。その下がコーキングです。僕は基本的に変性シリコンコーキングを使用しています。理由としては乾燥が速く、塗料の密着もいい、ブリードしにくいなどです。
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写真3
まずコーキングとサイディングボードとの境にカッターナイフを差込み切込みを入れます。それからペンチなどで引っぱり取り除きます。
     
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写真4
取り除いた後、残ったコーキングをカッターナイフでそぎとりバックアップ材も取り除きます。しばしバックアップ材を入れずにコーキング施工してある事があります。「コーキングを施工してしまえばわからないから・・・」同じ職人として、腹だたしいかぎりです。
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写真25
完全に古いコーキングを取り除いた部分。中央のグレーの部分が古いバックアップ材でこのバックアップ材も取り除きます。
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写真6
新しいバックアップ材を挿入中。バックアップ材にはサイズの異なるものがあり(直径)目地の幅に応じて使い分けます。
     
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写真7
このように目地幅より少し大きめのバックアップ材を金ベラなどを使って差し込んで生きます。
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写真8
バックアップ材挿入完了。
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写真9
目地の両側にテープを貼ってシールプライマーを刷毛で塗って行きます。
     
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写真10
外壁では、サイディングボードの幅でかなりの量になります。
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写真11
シールプライマー乾燥後、コーキングを注入していきます。
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写真12
コーキング注入後ヘラでコーキングに圧力をかけサイディングボードに密着するように表面を均一にならします。
     
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写真13
ヘラ押さえ完了。 
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写真14
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写真15
養生テープをはずして完了。
     
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写真16
養生テープをはずして完了。 

写真17
1軒コーキングを入れ替えると、これだけの量になります。

写真18
現在コーキングにはブリードするタイプ。ブリードしにくいタイプ。ノンブリード(ブリードしない)タイプがあります。上の写真はブリードを押さえブリードしてもコーキングの油分による上塗り塗料の変色を押えるノンタックプライマー。

コーキング材について
●アクリルコーキング
屋内での使用には問題ありませんが、外部での使用には耐久性が無く外部での使用は不可。
●油性ウレタン系シーリング材
何年たっても油分が残りブリードする。屋内ではコーキング施工後塗装しない場合が多いので使用は勧められません。
●水性系ウレタンシーリング材
塗装性に優れブリードしないタイプ。ただ乾燥が遅く実際工事での使用には工期の問題点から難あり。
●シリコンコーキング材
耐久性があり内外装部を問わず使用可。しかし塗料をはじくので塗装には使用不可。はじくのを止め、密着をよくする塗料がありますが高価な塗料であり、100%確実では無いと思います。
●変性シリコンコーキング材
塗料をはじくことも無く、乾燥後の油分も少ないので、私はこのコーキング材を使っています。又色の種類も豊富なため塗装しないで使用する場合でも選ぶことができます。

イラスト

コーキングの打ち替え(コーキングを切り取って注入すること)で注意したい事。

 一番ありがちな事ですが、「割れ」の特に目立つ所だけを切り取ってコーキングを入れ替えてそれ以外は割れ部分にコーキングをつめて塗装してしまう、この方法では、とりあえず割れはなくなるのですが、半年も経てば必ずどこかに割れが出てきてしまいます。新築時に2日程度でコーキング施工された所はすべて同じ年数を経過しています。日光の当方にもよりますが、コーキングの割れが気になるくらい割れてきたら、現在割れていない部分も遅かれ早かれ必ず割れる、ということです。

イラスト最後にコーキングの寿命についてですが、一般的に外壁のコーキングは、施工後10年〜15年が目安です。それとお家の立地条件(日当たり、風当たりが強く降雨時には必ず壁に雨が強く当たるなど)それにコーキングの上の塗装の有無。外壁がタイル調などのサイディングボードなどは、まず無塗装でしょう。無塗装のコーキングの場合は、10年はもたないといわれています。塗装済みコーキングの場合(新築時コーキング施工後外壁塗装を施した)コーキングの上の塗料、すなわち塗装時に使用した塗料の種類でもちが違うようです。、又コーキングは絶えず伸縮を繰り返しています。その上に伸縮性の無い塗料を塗装しても塗料が割れてしまい結局コーキングが風雨にさらされることになる、そしてヒビ割れた部分にホコリが溜まりブリードしたような黒ずみの原因になります。既に塗装してある塗料だけが割れているのか?コーキング自体が割れているのか?無塗装のコーキングでないと解りずらいと思います。塗装済みのコーキング部分に関しては、実績のある塗装業者、に相談するのがよいでしょう。

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